シャトー・ベイシュヴェル 1961

シャトー・ベイシュヴェルはフランソワ・ド・フォア・カンダル司教により1565年に建設され、その後エペルノン公の統治を経て、1757年にド・ブラシエ侯爵により再建築され、そして1986年までアシル・フゥルド家へと引き継がれてきました。シャトーはブドウ畑だけでなく生活の場としても訪問者たちを驚かせてきました。

ベイシュヴェルの名声は、マリー・アメリー・コーン、ギェスティエ夫人、エイヌ夫人、マリー・ルイーズ・フゥルド夫人、リレット夫人(エリザベス・ド・フォコー)などの傑出した女性たちの助け無しでは語れません。その歴史や様式、装飾、もてなし方、素晴らしい庭園などは彼女たちによって築かれたのです。

今日、シャトーはサントリー社とカステル社の合弁企業であるグラン・ミレジム・ド・フランス社が所有者となっており、その創設以来、エイマール・ド・バイヤンクスによって経営されています。

ブドウの平均樹齢は30年。1haあたり、8300から10000本の高い植栽密度を保つことで、ブドウは栄養素を得るためより深く根をはり、ひいては夏季の日照り続きの厳しい気象状況にも立ち向かうことが出来ます。

ブドウ畑は4種類の高貴なメドック系ブドウ品種で構成されています。52% カベルネ・ソーヴィニョン、40% メルロ、5% カベルネ・フラン、3% プティ・ヴェルド。

それぞれの区画の特徴やテロワールに最適なブドウ品種を選択していきます。手作業での収穫は選果を可能にし、ワインに組み込まれる最良なブドウを手に入れることができます。

1945年と比較される偉大なヴィンテージ。シャトーの歴史上、極上のヴィンテージの一つと言われる1961年。現在では貴重な存在です。

香りはスパイシーで、シガーのようなスモーキーさがあります。タンニンは完全に熟成して溶け込んでいるため、ほとんど感じることはありません。酸味はまだまだしっかりと保たれています。果実味はやや抜けている感は否めません。ここまで熟成していると、カシスやベリーなどの果実名を使って味わいを表現することは難しく、思い浮かぶのは、杉などの植物由来の重すぎない沈んだ感じの味わいです。価格帯を考えれば、1961年の枯れた味わいのボルドーワインを楽しむには充分すぎるほどの存在感があります。楽しめるのは、今ぐらいがちょうど良いと思います。

【ブドウ品種】 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
型番 BORCBL-02
販売価格
39,800円(内税)
購入数