モンテプルチャーノ・ダブルッツォ コッリーネ・テラマーネ ヴィッツァッロ 2011

アドリア海に面するアブルッツオ州の海岸域にあり、北隣のマルケ州とのほぼ州境寄りに600年以上代々続いている生産者で、同じモンテプルチャーノ・ダブルッツオでも非常に恵まれた地域で造られています。全体で約42haの畑を所有し、海抜240mの高所の好ましい気候の条件で栽培されています。全体の80%が南向きの斜面で、粘土質に石が混ざった土壌です。

平地にはトレッビアーノが主体です。栽培する品種の内訳は、38haがモンテプルチャーノ、2haがカベルネ・ソーヴィニヨン、2.5haがトレッビアーノです。イタリアの生産者としては規模が小さく、限られたスタッフで手作業を重視した、しっかりした造りをしています。2003年からコルナッキアが所有するエリアは全て、モンテプルチァーノ・ダブルッツオ コッリーネ・テラマーネD.O.C.G.に指定された区域に入ることとなりました。モンテプルチァーノ・ダブルッツオの地域が全てD.O.C.G.指定区域に入るわけではなく、このことからもコルナッキアの所有する畑がとても良いことが分かります。コルナッキアは、最高の畑5〜8haを選んでD.O.C.G.として申請しています。

コルナッキアは有機栽培を行っており、害虫除けには主にフエロモンを使用しています。畑に対してICEA(イタリアの代表的な有機栽培認定機関)の認証を得ています。当然オーガニックにすることで、畑での仕事が増え、毎日見守らなければいけません。新しいフィルターシステムやボトリングラインを導入しました。ソーラー発電システムを導入し、ワイナリーで使う電気は100%まかなっています。それくらいこの土地は太陽に恵まれています。あえて意図的にリリースを遅らせてもらっているのは、コルナッキアのような伝統的なスタイルのワインには、ボトル熟成が必要だと考えるからです。

このワインが日本で取り扱われるようになったのは1991年。その頃日本市場にはモンテプルチャーノ・ダブルッツオは皆無でした。現在ではモンテプルチャーノ・ダブルッツオは、イタリアンレストランのワインメニュに無くてはならないものとなっています。バローネ・コルナッキア家が、この地方のワインが日本で普及するためのリーダー的存在であったと言っても過言ではないと思います。

バローネ・コルナッキアの最高キュヴェです。畑はトッリ・ディ・トラーノ・ヌォーヴォにあり、標高240m、石灰岩土壌です。面積は僅か5haで、日当たりが良く、湿度や風の条件も良い、恵まれた条件下にあります。

2003年がファーストヴィンテージ。テーラモ県のエリアは20年以上前、エミディオぺぺをはじめ、数名の生産者しかいませんでした。生産量こそ少ないですが、テロワールの素晴らしさは州でも随一と確信していたので、数名の生産者と政府に掛け合ってDOCGを勝ち取ったエリアです。アブルッツォ南部の生産量が多いモンテプルチアーノとはタイプが全く異なります。ヴィザッロの生産量は1万本に制限して品質の向上維持に努めています。

ブドウは10月中旬に収穫します。皮とともに10日マセラシオンし、ステンレスタンクで20〜25日発酵させます。スラヴォニアオークの樽(30hl)で12〜13ヶ月、その後アメリカンオークのバリック(新樽のミディアムロースト)で8〜12ヶ月熟成させています。

創設者バローネ・フィリップ・マリア・ヴィッツァッロ・コルナッキアに捧げられたワインです。ラベルにはコルナッキア家の家紋があしらわれています。

熟した赤い果実、ジャム、ブラックペッパー、ビターチョコレートの複雑な風味が溶け合っています。凝縮感のある果実感、絹のように滑らかなタンニンを持つソフトでしなやかな飲み心地があり、バランスのとれた長く続く豊かな味わいがあります。

【ブドウ品種】 モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
型番 ITABCN-03(バローネ・コルナッキア)
在庫状況 在庫 1
販売価格
3,240円(内税)
購入数