ワインショップいいぬま

かなり涼しく晩生の年の始まりの後、このヴィンテージは、非常に好意的な成熟と収穫が印象に残ります。何よりも9月と10月は、並外れて暑く乾燥しました。ブドウの葉は、11月に入り遅くまで落ちませんでした。この 「小春日和」は誰の記憶にも残っています。

1985年は品質でも量において卓越したヴィンテージ。かなり深い色で、香りは驚くようにフルーティーであり、繊細で、エレガントで、今ではもっと熟成し、非常に複雑になっています。味わいは、初めに繊細さと特に丸みがありシルクのようなタンニンの魅力に感動を覚えます。甘くソフト、素晴らしい肉付きと風味で、切れ味も良いです。余韻や残存性が偉大な凝縮性を表しています。

今日、1985年は最も心地よいヴィンテージの一つに数えられます。よって問題なく飲めますが、急ぐ必要はありません。何故なら全く疑いようもなく、さらに美味しくなる潜在性がたっぷりとあるからです。