シャトー・ラトゥール 1975 マグナム

植物生育周期は早めのスタート(3月末)を切りましたが、3月25日までの気温低下により生育速度が落ちました。それでも4月末の優れた天候により遅れは取り戻されました。

ラトゥールにおける満開は6月15日に記憶され、最高の条件の下で開花は進みました。7月初旬から9月中旬まで好天が続きました。9月12日から17日にかけて強雨に見舞われましたが、品質に影響はなく、逆に果実成熟を促しました。

収穫は9月25日から10月10日にかけて行われました。

夜間に若干の雨に降られましたが、暑い天候が続き、優れた質の偉大なヴィンテージが期待できる傷みのない収穫が得られました。

1975年は、タンニン度が高いため、ワインへの評価は割れます。夏の暑さと乾燥は、糖度を高めましたが、その一方で果皮を厚くし、果実味、高いアルコール度、濃い色、強いタンニン味のワインが産まれました。収斂性の渋味があるワインが造られた年です。

このワインの若い時期の性格は1955年および、1947年ヴィンテージを彷彿させました。香り高く熟した豊かなワイン。絹のようになめらかな口当たり、芳醇な果実味にも関わらず、瑞々しいフィニッシュを備えた男性的なワインです。

1480ml

【ブドウ品種】 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
型番 BORCRT-08
在庫状況 在庫 1
販売価格
212,000円(内税)
購入数